ラサ・アプソ

幸運を招く犬と呼ばれる理由

ラサ・アプソという犬種をご存知でしょうか?あまり聞いたことがないという人が多いと思います。
ラサとは、神秘の国と言われているチベットの首都で、インドの国境を北に超えた山岳地帯のことをいいます。
アプソは、黄金色の毛を持つ山羊の意味です。
この犬は、このインドの山羊に似た毛質であることがら、ラサ・アプソと呼ばれているのです。

 

チベットでは、アプソ・セン・カイと呼ばれており、「吠えるライオン」という意味に由来するという説もあります。
チベットは仏教の国というイメージがあるように、一般家庭だけでなく僧院や給電にいる僧侶や貴族にも可愛がられてきた犬種でもあります。

 

修行僧たちの間では、死んだ後の魂はラサ・アプソの体内に入ると信じられており、幸運を招く犬として重宝されてきたそうなのです。
チベット仏教の党則社であるダライ・ラマによって中国の工程に献上されたという言い伝えも残っているようです。

 

皆さんによく知られているシーズーは、このラサ。

アプソとペキニーズを交配させて誕生した犬種です。
シーズーの祖先がラサ・アプソだということを知らない人がほとんどですが、見た目を見ると納得ですね。


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